【久保木博之さんへのラブレター】の中でも書いたけど、私は久保木さんのダンスがめちゃくちゃ好きだ。
それも、あとから思い出したところによると、どうやら20歳のときから久保木さんのダンスが好きだったらしい。
世間的には「ラッツ&スターでダンスが上手いのは田代さん」という認識らしいので、私のように「踊っている久保木さんに目が吸い寄せられる」という人は少数派なのかもしれない。
そこで、私が久保木さんのダンスのどこをそんなに好きなのか、整理してみることにした。
久保木さんのダンス考察
姿勢がいい
久保木さんは、とにかく姿勢がいい。
ほかの人たちはちょっと巻き肩気味だったりストレートネックっぽかったりするんだけど、久保木さんは完全に武道やってる人の立ち姿。
背筋が伸びて肩がストンと下がっているので、首が長く見える。身長のわりにスタイルよく見えるのは、あの姿勢の賜物だろう。
で、踊ってるときも絶対にその姿勢が崩れない。
普通だったら前のめりになるようなシーンでも、絶対に崩れない。
たとえば、“め組のひと”の「ビーチは突然パニック」の「パニック」のところ。両手を振り前に出しながらマイクに近づいてくるでしょ。
普通は多少なりとも前のめりになるもんだと思うけど、久保木さんはこんなときでも、いつもの姿勢を崩さない。
背筋を真っ直ぐに伸ばしたまま、腕を力強く前に振り出す。
その感じがね、かっこいいの(語彙力)。
体幹が強い
これも、武道とかスポーツをやっていた人にはありがち。
体が自然とバランスをとっている。
片足を前に振り出すと、体が後方へ倒れる。
右腕を振り出せば、体が左へ傾く。
腕や足だけでなく、全身を使って踊っているのだ。
上でも例に挙げた、“め組のひと”の「パニック」のところ。
腕を振り出すときも、ただ腕を出すのではなく体の中心を軸に肩から振り出す。
だから、久保木さんのダンスは動作の1つひとつにメリハリがあるし、振りも大きい。
重心がきちんと取れているのでフォームが崩れることもなく、立ち姿や決めポーズはいつも完璧。
それがまた、かっこいい(語彙力)。
そんな久保木さんのダンスは、田代さんの緩くて細やかなダンスとは対照的だ。
田代さんのダンスは、その緩さが玄人っぽくていいんだろうと思う。
でも、このご時世においても男の人の「強さ」とか「男らしさ」に魅力を感じる私としては、やっぱり久保木さんのダイナミックなダンスに目がいってしまうのだ。
……あ、佐藤さん?
佐藤さんは、多分ダンスは苦手分野なんじゃないかな。
よかった。
あの顔で、あの声で、踊りまで完璧だったら、みんな立つ瀬ないもんね。